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【誤報注意】iQOSが紙巻きタバコよりも「発がん性物質」を含むのか調べてみた結果

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アイコスが紙巻たばこよりも発がん性物質が多いというニュースがありましたが、本当にiQOSには高濃度の有害物質が含まれていて、危険なのでしょうか?
中には「紙巻タバコよりも”ガンの原因”が多い」との触れ込みもあり、多くのiqosユーザーが不安になっていると思います。
情報元となるソースをきちんと読んでみると、とんでもない結果がわかりました。
今回はニュースの発端である記事と、原文を徹底的に間違いがないか調べてみました。

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iqosの発がん性物質のネタ元を検証してみる

それでは一緒に原文を読んでいきましょう。
原文:http://www.dailymail.co.uk/health/article-4551908/Heat-not-burn-cigs-contain-cancer-causing-chemicals.html
Google大先生の翻訳と一緒に重要な部分を翻訳してみました。

iqosが安全であるという主張は間違っている

Smokeless cigarettes contain more cancer-causing chemicals than first thought – despite tobacco giants claiming they are safer

Google大先生の翻訳を見てみましょう。

無煙タバコには、タバコの巨人がより安全であると主張しているにもかかわらず、最初の考えよりも多くの癌を引き起こす化学物質が含まれています

これは記事タイトルなのですが、タバコの巨人とはフィリップ・モリスの事を揶揄しているのでしょう。読み解くと、従来発表していた数値よりもiqosに含まれる化学物質は多いという内容に思えます。

iqosの有害物質90%カットの調査結果について

Smoking giant Philip Morris markets its IQOS device, which tobacco sticks can be placed into to be heated, as containing 90 per cent less toxins.
However, a study found it contains some chemicals that are strongly linked to cancer in much higher concentrations than previously reported.

機械翻訳。

喫煙者のPhilip MorrisはIQOS装置を販売しています。これはタバコの棒を加熱するために置くことができ、毒素が90%少なくなっています。
しかし、これまでに報告された濃度よりはるかに高い濃度でがんに強く結びついた化学物質がいくつか含まれているという調査結果がありました。

なるほど。有害物質90%カットと言っていたiqosですが、それは間違っていて、もっと濃度が高かったという調査結果が出たという事ですね。

iqosに含まれるニコチン濃度について

Smoke released by these heat-not-burn e-cigarette devices contain 84 per cent of the nicotine found in traditional cigarettes, a study shows

これらの熱で燃えていない電子タバコのデバイスによって放出された煙は、伝統的なタバコに含まれるニコチンの84%を含んでいるという調査が示されている

ニコチンの大幅カットはできておらず、紙巻きたばこに比べて84%の含有量があるとの調査もあるようです。これは、読み方によっては、紙巻きたばこよりもに16%ほどニコチンカットに成功しているとも言えそうですが。

iqosと紙巻きたばこ(ラッキーストライク)の比較

For the study, they analysed the chemical compounds and nicotine in smoke from Lucky Strike Blue Light cigarettes.
This was compared to that of the contents of the IQOS device filled with Marlboro HeatSticks that contain tobacco.

研究のために、彼らはラッキーストライクブルーライトタバコから煙中の化合物とニコチンを分析した。
これは、タバコを含むマルボロヒートスティックで満たされたIQOS装置の内容と比較された。

Reto Auer博士による、紙巻きたばことの比較実験を行います。その比較に使用された紙巻きたばこは「ラッキーストライクブルーライト」との事。いよいよ話の本題ですね。

iqosと紙巻きたばこの比較結果

Dr Auer added: ‘Harmful chemicals were present in IQOS smoke, though in lower concentrations, on average.
‘We need to conduct more studies to find out whether IQOS are safer for users or bystanders.’

Dr Auerは次のように述べています。「IQOSの煙には有害化学物質が含まれていましたが、平均して濃度は低いです。」
「IQOSがユーザーや傍観者にとって安全であるかどうかを調べるために、より多くの調査を行う必要があります。」

なんと言う事でしょう。iqosに有害物質が含まれる事はわかりましたが、平均するとどれもが低いという結果だとおっしゃっています。さらには、もっと調査が必要だと。
今回のニュースは、有害物質の含有量が低い物もあれば高い物もあったという事から生まれた内容のようですね。あくまで平均するとiqosは有害物質が少ないという意味なのでしょうか。

フィリップ・モリスからの返答

A spokesperson for Philip Morris International said: ‘We welcome independent research on our smoke-free products. However, we are surprised by some of the study methodologies and conclusions.
‘The presence of some harmful compounds is presented as news, while it is not. What matters is that the levels of such compounds are drastically reduced compared to the levels found in cigarette smoke.’

フィリップ・モリス・インターナショナルのスポークスパーソンは、「私たちの禁煙製品についての独立した調査を歓迎する。しかし、私たちはいくつかの研究方法論と結論に驚いています。
いくつかの有害な化合物の存在はニュースであるが、そうではない。重要なことは、そのような化合物のレベルがタバコの煙に見られるレベルと比較して大幅に減少していることです。

私も原文を読んでいる最中から思っておりましたが、これはiqosが紙巻きたばこよりも優れているという証明も含んだ調査になっていた事です。

今回のiqosの有害性に対する調査の結論とは?

ではこの記事の論点はどこだったのでしょうか?

  • iqosにもきちんと有害物質が含まれている
  • ○%カットという数値の曖昧さに対する警告
  • 副流煙リスクの少ないという誤認に対する警告
  • 長期的な調査が出ていない事への懸念

という事なのだと思います。
長い目でみた健康被害はもちろん、数え切れないほどの含有物質を調査するのにも時間が掛かると思います。
つまり、電子タバコを世界的にも容認するにはまだ早すぎるという事ですね。

タール・ニコチンを含まないタバコへシフト

iQOSやgloの登場で電子タバコに対するメリットとデメリットが囁かれていますが、今後の電子タバコの進化は間違いなく、より健康被害の少ない商品にシフトしていくと思います。
最終的に禁煙を目指す為にiQOSを利用していましたが、併用からと思い、ニコチン・タール・有害成分ゼロ吸うミストサプリ『C-tec』を選びました。
利便性やコスパ比較を徹底的に行っています。

悲しいですがiQOSが無害という事は絶対にありませんし、今後長期的な利用でどんな副作用や有害物質が検出されるかはわかりません。健康が気になるけどタバコがやめられないという方は検討してみる価値はあると思います。

まとめ

今回は「iQOSが紙巻きタバコ”よりも”高濃度発がん性物質を含む」という衝撃ニュースを見て、正しい情報をきちんと調べてみた所、情報が独り歩きしているように思えたので、記事にしました。
もちろん機械翻訳を用いた私の勝手な解釈ですので、あしからず。
どちらが誤報かわかりませんので、本当の意味で正しい情報を知りたい場合には冒頭にある原文ソース元を御覧下さい☆

今日も知識欲は止まらない。

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