Windows8.1の環境やVAIO PROの利用時に「スリープが勝手に解除されている」という現象に四苦八苦したので、備忘録として。
色々なアプリから詳細な設定ができる状況が仇となって、思わぬ動作をするのがWindowsの可愛いところですね。
ノートPCのディスプレイを閉じてスリープにする設定にしてあっても、突然電源ランプが光っている駄々っ子のVAIO PROを完全に眠らせる方法を模索してみました。
自動メンテナンスを切る
コントロールパネル ⇒ アクションセンター ⇒ 自動メンテナンス を開きます。
「スケジュールされたメンテナンスによるコンピューターのスリープ解除を許可する」のチェックボックスを外します。
そもそも初期状態でONなのが困惑する原因だと思います。
Windowsのメンテナンスを使っていない時間にやってしまおうという便利機能ですが、ほとんどのスリープできない原因がこの設定によるものだと言われます。
ネットワークアダプターの設定
コントロールパネル ⇒ デバイスマネージャー ⇒ ネットワークアダプター を開きます。
その中のWifi項目のプロパティの電源の管理タブを開きます。
そして「このデバイスで、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする」のチェックボックスを外します。
これで無線LANが原因の勝手にスリープ解除される現象はなくなります。
インテルスマートコネクトを切る
「Intel Smart Connect Technology」はスリープ中にインターネット接続して、便利にしますよっていう機能です。VAIO PROでは「VAIOの設定」の電源・バッテリーの項目に設定箇所があります。
SNSやメールのチェックをスリープ中に行ってくれるらしいのですが、こんなに余計なお世話もありません。
まとめ
この辺の設定で9割ぐらいの方は原因不明の勝手にスリープ復帰を抑えることができると思います。
ディスプレイを閉じた状態で急に通知音が鳴るなんていう気持ち悪さは解消できると思います。
万が一持ち運んでいるカバンの中でスリープが解除されてしまって、利用したい時にバッテリー切れなんていうアホらしい場面も回避できますね。
今日も知識欲は止まらない。