Windowsマシンをちょっと友達に貸す時に便利なゲストアカウント、そんなゲストアカウントがWindows10ではなくなってしまっています。
もちろん完全になくなったわけではなく無効化されている状態がデフォルトになりました。
きっとMicrosoftの方針なんでしょう。
ちなみにWindows 10 Proではゲストアカウントを有効化することもできますがソフトウェアがうまく動かないといった報告もあるので注意が必要です。
目次
ローカルアカウントとゲストアカウント
Windows10は主に3つのアカウントを作ることができます。
管理者アカウント(Administrator)
システムの変更や管理、ソフトのインストールといったそのパソコンに関連する全ての権限を持つアカウントです。
標準アカウント
家族用などの用途に便利なアカウントで、パソコンのセキュリティに関連する項目や他のユーザーに影響を及ぼす項目以外ほとんどの権限を持つアカウントです。日常利用としても推奨されています。
Guestアカウント
アカウントを持っていないユーザーが一時的にパソコンを利用する時などに使えるアカウントです。使用制限が最も大きな設定になります。
一時的に貸すときのアカウントは?
前述したように、Windows10のゲストアカウントは常駐ソフト起動に問題があったりとちょっと不安定な部分があります。
完全に利用できないわけではありませんが、誤動作の原因ともなりかねませんのでローカルアカウントを作ってしまうことも一つの手段になります。
ローカルアカウントの作り方
Windows10だと「設定」から「アカウント」をクリックします。
「家族とその他のユーザー」タブを選択して「他のユーザー」から「その他のユーザーをこのPCに追加」をクリックします。
「追加するユーザーがメールアドレスを持っていません」をクリックします。
「Microsoft アカウントを持たないユーザーを追加する」をクリックします。
あとは任意のユーザー名と、必要であればパスワードを設定して終了です。
一度現在のアカウントをサインアウトして、今作成したアカウントでサインインすれば初期設定がはじまって、利用できるようになります。
まとめ
なんだか手軽なゲストアカウントというイメージからはどんどんかけ離れている気がします。
Microfoftアカウントが必要になってからどんどんローカルの概念は消えていくかもしれませんね。
ちなみに、家族アカウントもMicrosoftアカウントは必須なのですが、その中で保護者と子供を選べます。
子供でアカウントを作成しておけばより強固な制限を細かく設定できるようにもなるようです。
Windows10ではゲストアカウントの代替にローカルアカウントで補おうという話でした。
今日も知識欲は止まらない。