Gmailのアカウントを複数ほしいと思ったことはありませんか?そんな願いを叶えてくれるのがGmailのエイリアス機能です。
今回は「知らないと人生を0.5%ほど損をするかもしれない可能性があるようなないような」エイリアス機能の使い方をまとめてみます。
サブアカウントをほぼ無限に作れちゃいますので、活用すればきっと幸せになれます。
「+」を使ったエイリアス
Gmailでは「+」以降の文字列は無視される仕様になっています。これはどういうことかと言うと以下のようなメールアドレスです。
username+shopping@gmail.com
username+work@gmail.com
username+family@gmail.com
「+」以降は任意の文字列を自由に指定できて、すべてusername@gmail.comに受信されるわけです。
受信時の「To:」欄にも残りますので、ラベル管理や転送なども思いのままです。
実際に私が利用している方法としては、会員登録しないと利用できないサービスがあった時などに「username+gomi」といったメールで登録しています。
そしてフィルタで「username+gomi」宛に届いたメールは読まずにゴミ箱に直行させたり。
たまーに確認して会員登録を解除してみたり。
信頼性がわからないサイトへの登録などによく利用しています。
他にもECサイトは「+shopping」などを付けておけば便利かもしれません。
「+」エイリアスを使ったメール送信
なんとエイリアスは受信だけでなく、送信もできます。
1.Gmail設定の「アカウントとインポート」→「メールアドレスを追加」を選択します。
2.別のメールアドレスの追加の項目が表示されたら「送信で使いたいエイリアスアドレスを入力」します。
3.メール作成画面の「From:」で使いたいメールアドレスを選択して送信。
これから紹介する全てのエイリアスでも利用できます。
「.」を使ったエイリアス
Gmailではそもそも「.」は文字として認識されません。以下に紹介するようなメールアドレスは全て同一として認識されます。
username@gmail.com
user.name@gmail.com
u.s.e.r.n.a.m.e@gmail.com
これらのメールはすべてusername@gmail.comに受信されます。
ちなみに「.」は@直前と連続使用はできませんので注意しましょう。
このエイリアスの使い道はほとんどないと思いますが、「+」を使うと登録できない会員登録フォームなどで有効になるかもしれませんね。
「googlemail.com」を使ったエイリアス
Gmailは一部の国で「googlemail.com」ドメインの利用がされています。
とはいえアカウントは一元管理なので必然的に全世界でどちらのドメインでも利用できる状態になるのです。
username@googlemail.com
username@gmail.com
どちらもusername@gmail.comに受信されます。
これならばサブアカウントとしての役目も補えるかもしれませんね。対人ではなく対機械ならば、完全に別アドレスとして認識するはずです。
いや、
でも、
プログラマなら同一メールとして処理するかもしれないな。
ん?まてよ。。。「+」も弾くかもしれないな。
というわけで今回紹介したエイリアスはあなたのメールアドレスを隠す目的ではないということに注意しましょう。
エイリアスの機能をわかる人がみれば、アカウントはすぐにバレますからね。
まとめ
今回紹介したGmailのエイリアスですが、Google Appsなどで企業ドメインのメールアドレスなどを利用している場合は、利用できません。
あくまで個人用のGmailでのテクニックになります。この方法を利用すれば理論上はほぼ無限に複数のメールアドレスが持てる事になるので活用してみて下さい!
そしてGoogleも正式に公表している機能なので、活用していきたいですね。
今日も知識欲は止まらない。