Kindleとkoboどっちがおすすめか?電子書籍リーダー端末で最もよく利用される両者から、おすすめポイントを徹底的に比較してまとめてみました。電子書籍の端末は、通常のタブレット端末と違って書籍を読むために作られているので、長時間バッテリーや読みやすさなどのメリットがあります。
本が欲しいけど、置く場所がない人も少なくないのではないでしょうか?本は何かと場所を取ってしまうので、そんな時こそ電子書籍の出番です。もちろんスマホやタブレットでも電子書籍は読めますが、本を読むための専用端末には勝てません。
今回は電子書籍専用端末で人気のKindleとKoboを端末性能だけでなくコスパ等も比較して自分にピッタリの一台を探す旅に出ます。
目次
KindleとKoboの端末比較
KindleとKoboから発売されている端末は種類もいくつかありますが、端末全般に関わる性能を、特に気になる部分をピックアップして比較してみましょう。
kindle | kobo | |
---|---|---|
価格 | 8,980円~ | 12,800~ |
バッテリー | 一日30分使用で数週間~数ヶ月 | 一日30分使用で4週間~2ヶ月 |
重量 | 131g~ | 180g~ |
ディスプレイ | 6インチ | 6インチ~7.8インチ |
内蔵メモリ | 約4GB | 約4GB~8GB |
microSD | 非対応 Amazonコンテンツは クラウドに無料・容量無制限 に保存可能 |
一部端末対応 microSD(最大 2 GB) microSDHC(最大 32 GB) |
解像度 | 167 ppi~300 ppi | 265 ppi~300 ppi |
WiFi | 対応 一部端末無料3Gあり |
対応 |
ライト | 一部端末なし LED4個~10個 自動調整機能 |
フロントライト内蔵 自動調光機能 ナチュラルライト機能 |
防水性能 | 現時点なし | 一部対応 |
公式情報 | Amazon|Kindleデバイス | 楽天kobo|電子書籍リーダー |
Kindleとkoboを端末から比較すると、ほとんど差がない事がわかりますね。ただし細かい部分ではライト性能と防水性能で好みが分かれる部分と言えそうです。
さらには将来的に本体メモリがいっぱいになった時に、AmazonクラウドかmicroSD対応かというのも重要な項目です。
KindleとKoboのコスパ比較
どの程度のコスパで電子書籍が読めるのかを比較してみたいと思います。今回は例として以下の書籍を実際に購入してみます。
Kindleストアのコスパ
Kindle版が1,458円 – ポイントが146pt(10%) = 実質1,312円
単行本とKindle版の価格が並んでいてどれだけお得かが一目瞭然ですね。
koboストアのコスパ
いくらお得かをズバリ表示されていてとてもわかりやすいですね。
Kobo版が1,458円 – クーポン10%OFF – ポイントが56pt(4倍) = 実質1,257円
ここで注意してほしいのは楽天koboの獲得ポイント倍率は人によって変わるという事です。上記の例は私の場合で、楽天カードの保有やアプリ等のキャンペーンで倍率は大きく変動します。
ちなみに単行本の方が6倍なのはボーナスキャンペーン対象商品だった為です。このように楽天koboでは数多くのキャンペーンがあるのも魅力です。
そして楽天の新しい武器はクーポンの存在です。現状ではクーポンは何もせずに常に付与されている状態で、電子書籍を購入する時は必ず確認してほしい項目です。
結局KindleとKoboはどっちが得なのか?
今回のケースでは「お得」という部分の比較では楽天Kobo電子書籍ストアに軍配があがりますね。ただし、それはクーポンが使えるからです。もしもタイミングが悪くクーポンがなかったらKindleストアの方が若干安い結果になるが面白いですね。
電子書籍の場合:差額55円でkoboの方がお得という結果
電子書籍クーポンなしの場合:差額90円でKindleの方がお得という結果
KindleとKoboのストア比較
まずは気になる本の数ですが、現時点でどちらのストアも約50万冊の蔵書数があり、ラインナップではほぼ互角と言えそうです。
そして結構重要なポイントとして、ブックマーク必須のセール内容・キャンペーン内容を比較してみましょう。
どちらもセール品や無料本のラインナップがあり、本の種類も豊富に揃っている印象ですね。
Kindleのおすすめポイント!
Kindleの場合は日替わりや月替わりで入れ替わりが激しく、常に新しい本との出会いが期待できそうです。月替わりセールでは常時100冊近い書籍が半額近い価格で購入できて、中には90%OFFに近い書籍もあります。
日替わりセールでは1冊のピックアップで大きく値引きされるので、Kindleユーザーはブックマーク必須のページになっています。
さらに洋書の品揃えならばKindleの圧勝です。品揃えを重視の人は間違いなくAmazonKindleがおすすめです!
Koboのおすすめポイント!
今回、koboのセールで驚いたのは90%OFFや80%OFFを超える値引きセール商品が多数あった事です。しかもセール中ページにある書籍の数は8,000冊を越えていました。
楽天ポイントは貯まりやすく、期間限定ポイントが余るほどなので、koboセール品のページをブックマークしておけば欲しかった本と出会える可能性がぐっと上がりそうです。
とにかくポイントや割引重視の人は間違いなく楽天koboがおすすめです!
電子書籍リーダー端末のメリットとデメリット
まずはタブレット端末やスマホと電子書籍端末の比較です。さらに紙媒体と電子書籍端末の比較も同時に見ていきましょう。購入前にきちんと把握しておくことで、「使いにくい」「失敗した」という事がなくなるはずです!
電子書籍端末を選ぶメリット一覧
- 紙に近い視認性で太陽光の下でも反射しない
- ブルーライトの発生率が大幅に少ない
- 文字の大きさを任意に変更できる
- 本の置き場所を確保しなくていい
- 読書に特化しているのでバッテリーが持つ
- 本文から検索できる
- 紙媒体よりも安価の場合が多い
専用端末だからこそのメリットが多くなっていて、一番は紙に近い使い心地を実現している点ですね。だからこそブルーライトの発生を抑えて目が疲れないのが特徴になっています!
タブレット端末と比較してみると、ブルーライトの発生は大幅に抑えられていて、バッテリーも十倍以上保ちます。
紙媒体と比較してみると、細かい文字でも文字の大きさを任意に変更できますし、何より本の置き場所に困る事はありません。さらに電子なので本文検索等もできますし、紙の本よりも安く購入できるケースも多くなっています。
電子書籍端末を使うデメリット一覧
- 専用端末を買う初期投資が掛かる
- 良くも悪くも本を読むことが中心の設計
- 充電が必要な端末が一つ増える
- 紙のように取扱いできない
- 基本的に一冊しか開けない
電子書籍端末を購入しなければいけない初期投資と、電子端末ならではの充電が必要になる事はデメリットだと言えますね。
タブレット端末と比較してみると、電子書籍端末は本を読むことが中心の設計なので、メールをしたり、ネットサーフィンをできません。
紙媒体と比較してみると、ペラペラとめくる動作ができないので、ページ間の移動には不便な時もあります。さらに、紙の本の場合には二冊並べて閲覧する事も容易ですが、電子書籍端末は二台ないとそれができません。人によってはデメリットと感じる場合もあるかもしれません。
ただし、電子書籍ストアで購入した物は電子書籍端末だけでなく、スマホやタブレットでも同時にログインできるので、端末さえあれば同時に閲覧することも可能です。
KindleとKoboの疑問点を解決
いざ電子書籍リーダー端末を購入しても、選ぶ端末によってどんな違いがあるのかが心配になるかもしれません。最後に電子書籍端末の疑問点を解決しておきましょう。
Kindleとkoboしか選択肢はないの?
SONYがReader端末から撤退し、現状ではKindleとkoboの二強状態となっています。
専用端末を発売しない電子書籍ストアでは、スマホやタブレットのアプリを利用する事ができます。
KoboでKindleストアは使えるの?
基本的には使えません。データにDRM、コピー防止の鍵がかかっていますので、他の端末では読めません。
でもKindleストアのDRMの削除と形式の変換を行うソフトが存在するのも事実ですね。
将来に渡って利用できる方法ではありませんので自己責任の範疇は越えられません。
KindleでKobo電子書籍ストアは使えるの?
基本的には使えません。こちらも上記と同じ理由で読むことはできませんが、形式の変換ソフトは存在します。
もしもKindleストアとkobo電子書籍ストアの両方を利用したい場合には二台用意する事をおすすめします。
本によって読み分ける事になりますが、薄型の端末なので困る場面も多くはありませんからね!
まとめ
電子書籍リーダー端末の比較からKindleとkoboのおすすめポイントを見ていきました。最終的におすすめな選び方なのは、各社のサービス利用頻度です。
楽天ポイントを貯めているなら楽天koboで間違いありません。Amazonプライム会員ならKindleで色々なサービスが受けられます。どっちも利用している人は二台持ちが結果的には捗りますね!
今日も知識欲は止まらない。