ドコモのスマホ利用者が海外旅行の時に行う各種設定等のまとめです。
色々な情報があるので「結局いつ何をすればいいの?」という初心者向け。
渡航前の確認事項と、渡航先での確認事項に分けてポイントを覚えておきましょう!
目次
渡航前の確認事項
快適な海外旅行にする為にも、事前の準備は万全にしておきたいですね。
まずは、日本にいる間に必ず確認しておきたい項目です。
WORLD WINGに加入しているか確認する
WORLD WINGは、月額使用料無料のドコモの国際ローミングサービスです。
WORLD WINGに加入していると、電話番号をそのままに通話やSNSの利用ができます。
基本的にはほとんどの人が勝手に申し込みされている状況だと思いますが、念のために確認しておきましょう。
WORLD WINGのお申込み | サービス・機能 | NTTドコモ
WORLD WINGの料金例
例)アメリカへの旅行の場合
アメリカへはそのままの番号で発信可能
1分125円
日本への発信は「+81」を先頭につけて最初の「0」を省略。
同行者も日本の携帯なので、これが適用される。
1分140円
着信でも料金が発生するので注意
※端末の伝言メモ機能などは着信扱いなので注意。
1分175円
留守番電話サービスは着信扱いにはならないが、
呼び出し時間設定を30秒以上にしないと通信状況によっては鳴らない場合もあるので確認しておきましょう。
※ドコモの携帯から1419にダイヤルで変更可
留守番電話のメッセージを海外からも聞きたい場合は、遠隔操作をオンにしておく。
159にダイヤルし、1を押してオンにしておきましょう。
※メッセージ確認の為の番号は、「+81 90310 14170」で全世界共通番号。
SMSの送信は有料ですが着信はなんと無料
1通100円
渡航先がパケット定額サービスの対象エリアか確認する
渡航先がドコモのサービスに対応した場所か確認しておきましょう。
パケット定額サービスに対応していない場合は別の方法でネット環境を検討する必要が出て来るので、重要なポイントです。
海外でつかうときの通話・通信料・サービスエリア検索 | サービス・機能 | NTTドコモ
海外パケット停止安心サービスを申し込み
海外パケット停止安心サービスを申し込みしておくと、意図しない高額請求を防げます。
海外パケット停止安心サービス | サービス・機能 | NTTドコモ
海外ローミング中にパケット通信料が5,000円に達すると通信を自動で停止して通知してくれるサービスです。
※海外定額サービス料は含まれません。
最初から海外定額サービスを利用するつもりの場合でも、念のために申し込んでおくことをおすすめします。
海外パケホが適用されているかを確認する
海外パケ・ホーダイは「20万パケット(約24.4MB)までなら1,980円/日」「最大2,980円/日」の定額で使い放題になる海外向けのパケ・ホーダイです。
※国内でのパケホ契約している事が必須。
※一日の単位は日本時間ベース
自分のスマホが適用されるかの確認をしておきましょう。
「My docomo」>「ドコモオンライン手続」>「ご契約内容確認・変更」>「国際サービス」で確認できます。
バックグラウンド通信を切断する
バックグラウンド通信とは、スマホを操作していない時に勝手に通信を行うアプリや、設定の事です。
この機能がONになっていると、渡航先で無駄な通信が発生してしまうケースもありますので注意しましょう。
iOSの場合
- iOSアプリの自動アップデートを停止。「設定」>「iTunes&App Store」>「自動ダウンロード」の項目をすべて「オフ」にします。
- アプリのバックグラウンド更新を停止。「設定」>「一般」>「Appのバックグラウンド更新」を「オフ」にします。
- iCloudバックアップ設定を停止。「設定」>「iCloud」>「バックアップ」を「オフ」にします。
Androidの場合
- 「Playストア」>「設定」>「アプリの自動更新」を「アプリを自動更新しない」にします。
渡航先での確認事項
海外パケ・ホーダイを使う場合は「データローミング」をオンにします。
データローミングをオンにした時点からバックグラウンドの通信も含めてパケット代金が発生するので、前項のバックグラウンド通信を切断する項目で、不要な通信を切断しておきましょう。
海外渡航お知らせSMSを確認する
現地に到着して、電波が入ると、ドコモからSMSが届きます。
渡航先が「海外パケ・ホーダイ」対象国・地域であるかどうかの判定結果を通知してくれるので、念のためにきちんと確認しましょう。
※他にも注意点などのSMSが届く場合がありますが、お知らせSMSの受信はすべて無料です。
中期滞在・長期滞在ならレンタルWi-Fiが絶対おすすめ!
ドコモの海外旅行での注意点を見てきましたが、やはり結構な値段が掛かってしまいます。
そんな時の強い味方は「海外レンタルWi-Fi」です。
レンタルWi-Fiの強みは、格安定額制なので、料金を気にせずに複数人で利用できる事です。
LINE通話などのネット回線を利用したサービスなら通話料も気にせず利用できます。
さらに、海外の無料Wi-Fiスポットでは不安なセキュリティ面も、レンタルWi-Fiなら安心して利用できます。
私自身が様々なレンタルWi-Fiを利用してきましたが、中でも別格なのは「価格・スピード・容量・手軽さ」と四拍子揃っている「イモトのWiFi」です。
データ通信量は国によって様々ですが、定額480円/日~。
渡航先でWi-Fi端末の盗難等に備えた補償も200円/日~。
単身はもちろんですが、複数人で使うなら割り勘してしまえば数百円という破格さ。
レンタルWi-Fi端末の利用の流れ
「渡航前申し込み」→「空港で受取」→ 利用 → 「空港で返却」 → 「クレジットカード払い」
という手軽さです。
主要空港ほとんどに設置された専用カウンターで手軽にレンタルする事ができ、サービスによっては空港内各所に「返却ボックス」が設置されているので、とにかく手軽さに重点が置かれています。
ドコモ端末だけでなくWi-Fi対応機器全てで利用でき、受け取り時に操作も詳しく聞くことができます。
渡航先でのスマホの設定項目
海外レンタルWi-Fiの利用時は、Wi-Fi以外の通信が発生しないように設定するだけです。
他のサービスのように色々な項目の設定は基本的に不要です。
iOSの場合
- データローミングを「OFF」にする
- iOSアプリの自動アップデートを停止。「設定」>「iTunes&App Store」>「自動ダウンロード」の項目をすべて「オフ」にします。
- アプリのバックグラウンド更新を停止。「設定」>「一般」>「Appのバックグラウンド更新」を「オフ」にします。
- iCloudバックアップ設定を停止。「設定」>「iCloud」>「バックアップ」を「オフ」にします。
Androidの場合
- データローミングを「OFF」にする。
- 「Playストア」>「設定」>「アプリの自動更新」を「アプリを自動更新しない」にします。
- クラウドサービスの自動バックアップを「OFF」にする。
※Dropboxの写真バックアップ機能やGoogle Photo等のサービスを利用している場合「Wi-Fi接続時のみ」という設定にしていてもレンタルWi-Fiが含まれてしまう為
まとめ
- ドコモ海外利用のアプリがシンプル設計なので簡単に設定可能
- 現地で予期せぬ料金を防ぐ為に「データローミング」をオフで入国
- 海外からドコモへの問い合わせは無料です「+81 36832 6600」
- 海外パケホ設定中でも使用しないと料金は発生しないので、念の為にも設定するべき
- 日々安くて良いサービスが生まれるので、最後は自分でドコモに確認しましょう
- 中期以上の渡航なら海外レンタルWi-Fiが断然おすすめです
今日も知識欲は止まらない。