WordPressを利用して広告を管理していると、いつも時間を取られるのは「終了広告」の削除作業ではないでしょうか？
有名なプラグインでは「AdRotate」があります。
高機能で詳細な部分まで設定できるので多くの方が利用していると思います。
それよりもシンプルで手軽に使えるプラグイン「Post Snippets」の紹介と使い方です。
目次
Post Snippetsで広告管理
Post Snippetsは、バナーやテキストリンクのようなHTMLや、使いまわしたいPHPコードを登録しておくと、ショートコードで好きな場所で呼び出せるプラグインです。
好きな場所で呼び出すには小技が必要ですが、記事中だけでなくサイト内全てで利用できるので、広告のような頻繁な入れ替わりが考えられるコードを管理するにはもってこいのプラグインです。
世の中にはもっと高機能なものもあります。
広告の期限やトラフィックの管理など。
でもそれがミスのトリガーになったり、問題を引き起こすことだってあるんですよね・・・。
やっぱりシンプルが一番です！
シンプルといっても機能で引けをとるわけじゃないのがPost Snippetsの良い所。
まさにウサギの皮を被ったオオカミ。
AdRotateが急にDIVを吐き出した
そもそもPost Snippetsに移行するきっかけになったのはAdRotateをバージョンしたらショートコードを利用していた箇所にDIVが付く仕様に変更されたからです。
<div class=”a-single a-1″>記述コード</div>CSSやファイルをその度にごにょごにょするのはちょっとアレなので、この際もっと簡潔に管理できる方法はないかと探したのがきっかけです。
今思えばどこかの設定で回避できたのかもしれませんが、根本的にレイアウトを崩しかねないコードを挿入されたのは危険を感じました。
記事中のテキストリンクは見事に改行天国に陥っておりました。
読者の方には「僕は広告です」と言わんばかりのレイアウトに。
読者の方の邪魔になってしまいそう。
同じ悩みがある方は少なそうだったので皆さん自力で直しているんでしょうかね。
Post Snippetsの導入
いつものようにプラグインの追加を行いましょう。
インストールされたら設定画面を開きます。
早速広告を登録してみましょう。
titleはショートコードになりますので英数字がいいですね。
Shortcodeはチェックしないとショートコードが発行されません。
Descriptionは呼び出す時に自分で内容がわかる説明を書いておきます。
保存ボタン（Upgrade Snippets）を押して終了です。
上記の例だとショートコードは
[deaimobi-ad1]で呼び出せます。
記事中でショートコードを利用すればすべて登録したコードに置き換わります。
もしも広告終了しても一括で貼りかえる作業は終了です。
便利すぎるのでもう一度いいます。
一箇所を書き換えるだけで全てのショートコード部分が書き換わりますよ。
Post Snippetsをウィジェットで使う
さて、前述の通り記事以外の部分でショートコードを利用する小技のご紹介です。
サイドメニューなどはウィジェットを利用して広告管理している方が多いと思いますが、そんな時でも大丈夫です。
function.phpに以下のコードを追加します。
add_filter('widget_text', 'do_shortcode' );これはPost Snippetsのプラグインに関わらず他のプラグインで生成されたショートコードでもウィジェットで利用できる指定になります。
ほとんどは大丈夫だと思いますが、ウィジェット内の記述でショートコード形式の記述は実行対象になるので確認しながら行いましょう。
他にもphpのechoで直表示する方法もありますが、ファイルの直接編集はあまりおすすめしません。
まとめ
ワードプレスで記事内にアフィリエイトなどの広告を利用してみたい方、利用しているけど終了広告の削除でいつも苦労している方、AdRoutateの高機能までは必要としていない方。
そんな人達に向けて紹介してみました。
使い込んでいないのでまだわかりませんが、これ以上の機能はぶっちゃけ必要ないと思うんですよね。
広告の期限設定などはできませんがスマホから管理画面でサクっと変更も手軽ですよー。
今日も知識欲は止まらない。
