アフィリエイターやブロガーが「やよいの青色申告」を使って確定申告の準備をする時に、確認すべき項目などのメモです。
基本的に各ASPから振込が行われる業態で、経費等も業種的にみても多くない部類なので、一度一連の流れを覚えてしまえば難しくなく利用できると思います。
今回は使用ソフトに「やよいの青色申告」を利用しています。
目次
アフィリエイトの売掛帳を作ろう
- 取引先にASP各社を設定
- 科目設定⇒売掛金 補助科目⇒各ASP選択
- 勘定科目⇒売上高 摘要⇒X月分 売上金額⇒XXXX円
※年を越えてから支払われるASPは「振替伝票」で、
貸方勘定科目⇒売掛金
貸方金額⇒XXXX円
借方勘定科目⇒売上高
借方金額⇒XXXX円
適用⇒X月分
これが一連の流れになります。
売掛帳の準備では、まずは取引のあるASPを補助科目に登録してしまう事からはじめるとスムーズですね。
事業口座の預金出納帳を作ろう
- 銀行の明細を1年分用意
- 勘定科目⇒売掛金 補助科目⇒各ASP 適要⇒掛代金回収 預入金額⇒XXXX円
※銀行明細との帳尻がきちんと合うか確認しましょう。
預金出納帳は、銀行の通帳の出入りを一件一件振り分ける作業です。
この時に、売掛帳の売上と振り込まれた金額がきちんと合うか確認しながら記帳していきましょう。
アフィリエイトに掛かった経費帳を作ろう
勘定科目⇒現金 適用⇒品名
- 携帯電話
- 固定電話
- プロバイダ
- ドメイン取得費
- レンタルサーバ
- 家賃・光熱費(1/X)
- 書籍
- 事務用品
- 交通費
- 接待交際費
などなど…
クレジットカード払いの経費は振替伝票
貸方金額⇒XXXX円
借方勘定科目⇒普通預金XX銀行
借方金額⇒XXXX円
適用⇒品名
※貸借バランスが0になる事を確認!
※年を越えてからのクレジットカード払いは 勘定科目⇒「未払い金」にします!
よくある経費項目をそれぞれ現金かカードかで分けながら記帳していきます。
クレジットカードの場合は利用日ベースで経費に記帳しておくといいですね。
また12月分のカード払いの経費は翌年の引き落としになるので「未払金」となります。
現金出納帳を作ろう
生活費や趣味などでの利用は自分で使用した日をベースに
適用⇒生活費など
支出金額⇒XXXX円
※マイナスになる日は「事業主借」として収入金額に入力!
(自分の財布から補填する意味)
現金出納帳は、事業の現金の管理です。
個人事業の場合はその境目が曖昧なので、一つの財布でプライベートや経費が混ざってしまう事もあるかもしれません。
現金の残高は一定の割合で補充する意味合いで事業主借として現金に算入する方がいいかもしれません。
最後に
- 決算・申告⇒決算書作成 損益計算書などの印刷
- 1を参考に青色申告書に記入
- 「現金出納帳、預金出納帳、売掛帳、経費帳」すべて印刷
- 領収書、レシート、銀行明細コピー、クレジットカード明細などの保管
今日も知識欲は止まらない。