金持ちと一般人の思考はまったく違うんですね。やっぱりこんな時代でも物事への向き合い方や思考を変えることで、お金に対する思考も大きく左右されるのではないでしょうか?
結果論でお金持ちになった人になった人だと思ってしまえばそれまでですが、思考の違いからその結果を生み出せたと思えば、一見の価値はきっとあるように思えます。
様々なお金にまつわる話が氾濫する中でも、ブレない思考法を身につけるのは決して損なことではないと思います。
目次
金持ち思考が大事な理由
今まったくお金がない自分が、お金持ちになれるわけがない。そんな風な思考から作られる「現実」に未来はありません。
私が思わずトイレに貼った名言にも同じものがあります。
マザー・テレサの名言
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
思考が運命になるまでの過程は、ほぼこれで間違いないと思います。つまり一番の基礎である思考こそがとても重要になってくるとも言えますね。
100%まで満たさない
真の金持ちは自分の欲求を100%まで満たすことを避けます。「金持ちは満腹まで食べない」と言われています。三大欲求の食欲でも満腹から得られる幸福よりも、美味から得られる幸福を選択しているのです。腹八分目という今世紀最大の名言を常に見える位置に書いておきましょう。それでも忘れる人は腕にタトゥーを彫りましょう。
腹八分目から得られる副産物も多く、健康や時間という部分でも効率的になっています。
もちろん食事の話だけでなくこういう精神だというお話です。
氾濫するニュースを捨てる
テレビ、雑誌、ネット、新聞、メールといった自分に向けて発信される情報を全て目を通すのはとても時間の無駄なことです。
お金持ち思考者は、自分にとって重要だと思ったニュースは積極的に拾いますが、その他ちょっと気になる程度の情報を迷わず捨てます。
朝、家を出る寸前に気になるテレビの結果を見たいが為に2分遅れて玄関を飛び出すほど無駄な人生はありませんよね。
この積み重ねがチリも積もって年間だと数時間~数日の差になっているのかもしれません。
得る情報を探すのではなく、捨てる情報を探す作業に徹底して下さい。
自分の間違いを正してくれる友人
金持ち思考では多くの友人の中でも、自分の間違った部分や悪い方向へ向かいそうな時に、きちんと苦言で呈してくれる友人を持っています。
そしてその意見を真正面から受け止めます。広く浅い交流と比べるのでなく、こういった友人を持っているという意味です。
もちろんその友人が悪い方向に進みそうな場合には、自分でも注意できる存在だということになりますね。
これは、人は誰でもフラフラと迷ってしまうということですし、それを止めてくれる友人の重要性が汲み取れます。
金持ちはケチなのか
金持ち思考の人は決してケチではない。自分にとって必要のないものには一銭たりとも使わない。ただそれだけのことです。
一般人から見ればとてもケチに写っているのでしょう。金の本質を知っているからこそ、使うべき場所と使わない場所が明確になっています。
使う場所というのは、自分に利益のある場所という意味ではなく、自分に必要かどうかという明快な基準になっているのが特徴です。
一般人から見ると「アレにはあんなにお金を使うのに、コレには使わないんだ」という表面的な感想になっている部分ですね。
今どこにいくらあるのか
今どこにいくらあるのかを正確に言える人よりも、「いくらぐらいはあると思う」程度の方がお金が貯まる傾向にあるようです。
引き出す予定のない口座を持っている場合にこういう傾向が多いようですね。
一つの口座で貯金から生活費から支払いまで行うような管理は絶対に金持ち思考になれないのはこういった部分からも見て取れます。
どこかで貯まっていくだけの口座などを持っているという証拠なのかもしれません。
支出の把握は細かい
貯まっていく物を数えるよりも、出て行く部分をきちんと管理するのも金持ち思考の特徴です。
何にいくら払っているのかを知らない金持ちは絶対にいません。
レシートを丸めてポイっとする人に一ヶ月の自分の食費を聞いても明確な答えは出せないはずです。
金持ち思考だと、そういった管理の一元化をメリットと考えてクレジットカードの利用者も多いのが特徴です。
お金の使い方を知る
「安物買いの銭失い」という言葉にもありますが、これは本当です。様々な経験や他人の買い物を見ていても間違いないと言える部分ですね。
安い物を使って逆に損をしてしまう場面は結構多いのも現実です。それよりも長く使える高価な物を選んだほうが結果的に大きな得を得ていることになります。
目先の値段だけでお金を使わずに、その物の利用価値を考えてお金を使うこともとても重要な要素になっています。
時間は金だと知る
時間は金だと、金持ち思考の人は知っています。いつも遅刻する人とは絶対に付き合いませんし、たとえ1分の遅刻でも心の底から悪かったと思える思考になっています。
遅刻の理由や、遅刻した時の対処方法を言っているのではなく、遅刻がどれほどの損失かを知っているという意味です。
時は金なり・タイムイズマネー・こういった格言が出来上がった意味を再確認しておきましょう。
まとめ
きりがないぐらい習慣や思考についてのお金にまつわる話はありますが、まずは今回のような基礎的な思考からはじめてみるといいかもしれません。
自然と、あぁあの人はきっと貧乏だろう。とか、あの人はきっと金持ち思考だ。とか見えてくるものです。
色々な分野から見て、ある程度の共通点として無駄を徹底的に排除しているのも金持ち思考の特徴です。
無駄の排除と節約は似ていますが違いますよ。その節約は本当に無駄の排除になっているかを考えることが大事なんですね。
今日も知識欲は止まらない。