Google Chromeをパソコンやスマホの複数端末で同期して利用している時の便利さは、一度使ったら離れられないほどですよね。
パソコンを買い替えてもChromeにログインするだけで、拡張機能まで復元できるのは鳥肌ものです。
そんなChromeの同期が不安定になって「新規ブックマークが消える」「削除したブックマークが復活して戻る」「フォルダを変更したブックマークが前のフォルダに戻る」「保存したフォルダとは別のフォルダにブックマークが保存されてしまう」という現象に悩まされました。
あのキビキビ同期するChromeに戻す為に行った手順を残します。
まずはアカウントを切断する
まずは残して置きたい最新のデータがあるChromeを含む全てのChromeからアカウントを切断します。
スマホもタブレットもChromeを利用している端末を全て行うことが肝心です。
この時に不安な場合には、ブックマークだけでもエクスポートしておくといいかもしれません。というかするべきですね。
それが終わったら、いよいよアカウントの切断です。
Chromeの設定画面から、目的のアカウントを切断しましょう。
この操作を他のパソコンや、スマホ・タブレットでも行います。
GoogleダッシュボードからChromeをリセット
利用しているアカウントで Googleダッシュボードにログインします。
そこにあるChrome Syncの項目の「Chrome Syncの管理」を選択します。
そうすると現在のアカウントのChromeでどんなデータがどれぐらい同期されているかが表示されます。
「開いているタブ」の項目が何を示しているかわかりませんが、こんなにタブを開いていないはずなので、やっぱり同期が不安定になっているのでしょうか。
どうなってしまうのかちょっとビビりながら「停止して消去」ボタンをクリックします。
停止だけでも怖いのに消去ですから、心臓の弱い人には指が震える唯一の場面ですね。
心を落ち着かせる意味合いも込めて、この辺で一度ティータイムを挟んでもいいでしょう。
メインChrome以外のデータを消す
この手順は念のために行ったのですが、結果的にこれがよかったという場合もあるので一応。
メインとなるChromeはそのままにしておき、スマホ等を含むサブ機のChromeのデータをあえて削除しておきました。
今回はブックマークの同期不安定だったので、ブックマークを全て手作業で消去しました。
最初の手順でバックアップはとっているので、思い切ってやってみました。
本当はサブ機のChromeをアンインストールしたほうが、色々スムーズにいくかもしれませんが、端末の多さと実験の意味合いでそこまでは行っていません。
Chrome同期の再開
眠っていたChromeに命を吹き込むがの如く、精神を集中してメイン機のChromeでアカウントにログインして同期の設定を行います。
ここで今回最大の注意点があります。この同期が終わるまでは他の端末での同期を開始しないほうがいいです。
まさかの2度目のティータイムをここで挟みます。
念のため先ほどのGoogleダッシュボードからデータがきちんと保存されていることを目視します。
サクっと同期などと思っていたら大間違いです。ブックマークだけでも2,30分掛かりました。
設定や拡張機能などを考慮したら、ちょっと時間のある時に作業をする方がいいかもしれません。
そして、問題がないようでしたら、水を得た魚のようのにサブ機の同期を開始します。
メイン機にあったブックマークが表示されれば口元は自ずと緩むというものです。
まとめ
ダッシュボードからリセットを行った恩恵かはわかりませんが、タブの同期などもかなりキビキビ動くようになった印象があります。
もちろん最初に提示したようなブックマークが消えるような不具合も解消されています。
デジタルでも使っていくうちにゴミが溜まるイメージでメンテナンスも必要だと思います。
特にChromeへの依存状況を考えれば、それぐらい朝飯前ですよね。
今日も知識欲は止まらない。