エアコンの電気代節約の第二弾。「冷房エアコンの節約in夏!」でも紹介しましたが、今回は冬ヴァージョンです。
エアコンだけで一年を過ごす家庭も増えていますし、省エネ機能の向上から一昔前までのエアコンは高いという現実も覆されつつあります。それでも使い方次第でさらに暖房の節約ができますので、おさらいしておきましょう。
目次
暖房エアコンの設定
エアコンの機能が増えるとリモコンのボタンが一個増えますので、よくわからないボタンだから利用したことがないなんてことはありませんか?気持ちはわかります。そもそも弱冷房と省エネ冷房の違いも理解しないと使い道に困りますからね。今回はエアコンの暖房を節約する目的で見ていきましょう。
暖房エアコンの設定温度
冬のエアコンで暖房の温度設定は何度になっていますか?一番理想とされている設定温度は20℃です。
例えば21℃の場合と比べるとシーズンで1200円も安くなります。エアコンは風で部屋を暖めるので体感温度が低く感じるデメリットがありますね。
こまめなONOFFはしない
ちょっとコンビニまで行くぐらいで「もったいない」と思ってエアコンの暖房を切ってしまうと、次にONにした時に大きな電力を消費してしまいます。
部屋が十分な暖かさになったと感じたら設定温度の切り替えで調節した方が何倍も節約に繋がります。
タイマーを活用
必要な時間がわかっている場合にはタイマー機能を活用しましょう。「今は消したくないけどあと1時間したらOFFにしたい」という場面などでは使えすぎて涙が出るほど便利な機能ですね。いまさら感はありますが、使う事を覚えれば活用方法も広がりますよ。
基本的にはONタイマーかOFFタイマーのどちらかなので、毎日何時~何時までONにするという機能があればさらにいいですね。
暖房の風量設定は自動
エアコンがゴーとフル稼働している音を聞いて、電気代が気になる人もいると思います。
ですが、弱風で設定温度まで上げるほうがよっぽど電力を使います。
最近のエアコンはおりこうなので、自動設定がもっとも温度効率がよく電力効率もよくなっています。
暖房の風向きは下
暖かい空気は上に昇る性質があります。湯気を思い出してください。つまり暖かい風は下に向けて足元をカバーするべきなんですね。
さらにサーキュレーターを利用して暖かい空気を循環させてあげると、その電気代以上に暖房効率が上がるんです。
夏でも冬でもサーキュレーターは必需品ですね。
エアコンのお手入れと電気代
エアコンのお手入れだけで電気代も下がるのは薄々わかっていても、中々できていないと思っている人も多いと思います。
でも室外機やフィルターのお掃除だけで大きな違いになってきます。
フィルターの掃除
どうぞ驚いて下さい。設定温度を1℃下げる効果よりも電気代では差がでます。
目詰まりしたフィルターでは25%以上の電気代アップになってしまう、節約の大敵だと覚えておきましょう。
電気代の節約には関係ないですが、臭いの原因にもなりやすい部分なのでお掃除は欠かさないように月に2回程度は行いましょう。
室外機の環境
鉄則は「室外機の吸排気を邪魔しない」ということです。冬の暖房で注意したいのは、雪です。
室外機の周りに物を置かないことを心がけていても、雪が積もったままになってしまえば元も子もありません。
室外機は設置場所に日陰が多いので、雪が溶けにくい場所なので、ついつい忘れがちですが、気にしておきましょう。
部屋の環境と電気代
暖房効果を上げれば自然と電気代も節約になります。その為にお部屋をどんな環境にしておくべきかを考えておきましょう。
ちょっとした部分で体感温度を上げれるテクニックもありますので、どんどん活用していきましょう。
部屋を密閉する
ちょっと極端な言い方ですが、隙間風を防いだりして外気を部屋に伝えなくしましょう。
寸足らずのカーテンやペラペラのカーテンも暖房効果を大幅に下げてしまいます。最近では窓に貼る断熱シートなども売っていますね。
窓の近くって寒いイメージがありますが、やっぱり窓から冷気が伝わっているのは間違いありません。
湿度を上げる
冬の乾燥がさらに体感温度を下げてしまっています。暖房の節約には、体感温度のアップも欠かせません。
そこで加湿器などで部屋の湿度を50%~60%にするだけで、信じられないほど快適になるのをご存知ですか?
節約の話ですが、電気を使う加湿器の話になってしまっているように思われますが、結果的に節約に繋がります。
電力会社を変更する
最後に検討したいのはズバリ電力会社の変更です。実際に電力会社を変更するだけで電気代の節約効果が年間で1万円以上変わるケースが多いので、ライフプランに合った電力プランを選択する事で大幅なコストダウンが狙えます。
その中でも電気代が安い魅力のサービスが楽天エナジーの「楽天でんき」です。
いつも通りの電気利用で、電気代そのももの削減効果も大きいのが魅力です。また、楽天ポイントの利用が可能で、貯まるのはもちろん、利用にも使えてしまいます。
電気使用量10kWh毎に1ポイントが付与されますが、その支払い時に「楽天カード」を使えば倍の楽天ポイントが貯まります。
現在の自分の契約プランで比較してどれだけお得になるのかをシミュレーションもできるので、試してみると思わぬ節電効果が得られるかもしれません。
まとめ
家は帰ってから寝るだけだから暖房は使いません。という人いますよね。でも、その環境で体に負担を掛けてしまえば最終的に高くついてしまうようなケースもありますので、エアコンを使うときはきちんと使って、節約を心がけたほうが生産性アップ間違いなしだと思います。
賢く暖房を節約して快適に冬を乗り切りましょう!
今日も知識欲は止まらない。