テレビコマーシャルもはじまったマイナンバー制度ですが、住民票の住所に届くことは伝わるのですが、何に使うのか、何に使われるのかという部分がまだまだ疑問に思う人も多いのではないでしょうか？
しかも自動で数字を割り当てられるなんてちょっと怖いような気もします。そんな心配性な俺が一番気になるのはマイナンバーの数字は変更できるのか？という部分です。
国が発行するナンバーなので「原則として変更できません」という返答かもしれませんが。
マイナンバーとは？
そもそもマイナンバーとはなんぞやということを理解しておきましょう。
平成２７年１０月から、住民票を有する国民の皆様一人一人に１２桁のマイナンバー（個人番号）が通知されます。また、マイナンバーは中長期在留者や特別永住者などの外国人の方にも通知されます。
通知は、市区町村から、原則として住民票に登録されている住所あてにマイナンバーが記載された「通知カード」を送ることによって行われます。マイナンバーは一生使うものです。マイナンバーが漏えいして、不正に使われるおそれがある場合を除いて、番号は一生変更されませんので、マイナンバーはぜひ大切にしてください。
はい。
マイナンバーとはを調べていたらいきなり表題の回答が書かれていました。
この時点でパソコンを閉じようかと思いましたがグッとふんばります。
という一文が目に入ってしまいました。
そうですよね。
車のナンバーのように申請されていたらお役所も対応しきれませんし、せっかくメリットの一元化を、管理面で手数が増えるような仕様にはしませんよね。
マイナンバーはいつから誰がどのような場面で使うの？
■平成２８年１月からマイナンバーを利用します。
平成２８年１月から、社会保障、税、災害対策の行政手続にマイナンバーが必要になります。マイナンバーは社会保障、税、災害対策の中でも、法律や自治体の条例で定められた行政手続でしか使用することはできません。
他にも将来的にはマイナンバーと銀行口座などへの紐付けが行われるようです。
国が国民を管理しやすいように作った制作に思われがちですが、その通り私達利用者にもメリットは多いのです。
面倒な事務手続きが減ったり、年金問題のような抜け穴がなくなったりと。
マイナンバーの数字は変更できるのか？
できないようです。
もちろん任意の数字を選ばせていたらキリがないことは明白ですもんね。
その核心をついた答えが内閣官房サイトにすでにありました。
Ｑ2－4 マイナンバー（個人番号）は希望すれば自由に変更することができますか？
Ａ2－4 マイナンバーは原則として生涯同じ番号を使い続けていただき、自由に変更することはできません。ただし、マイナンバーが漏えいして不正に用いられるおそれがあると認められる場合に限り、本人の申請又は市町村長の職権により変更することができます。（2014年6月回答）
マイナンバーの数字への考え方
あなたは自分の住民票ナンバーを言えますか？
ほとんどの人が目を閉じればボンヤリと思いだ・・・せるはずがありませんよね。
そうなんです。
マイナンバーが自分の嫌いな数字だったとしても、その数字を目にする機会はまだまだ少ないと思いますし、気にするような数字に値しません。
例えば、電話番号や車のナンバーは他人に見せる（見られる）番号ですよね。
だから個人の尊重もわかると思います。
好みである程度まで変更できます。
でもマイナンバーは他人に提供することはできません。
マイナンバーは自由に使っていいの？個人情報の管理は安全なの？
マイナンバーは、社会保障、税、災害対策の手続のために、国や地方公共団体、勤務先、金融機関、年金・医療保険者などに提供するものです。こうした法律で定められた目的以外にむやみに他人にマイナンバーを提供することはできません。
他人のマイナンバーを不正に入手したり、他人のマイナンバーを取り扱っている人が、マイナンバーや個人の秘密が記録された個人情報ファイルを他人に不当に提供したりすると、処罰の対象になります。
他人のマイナンバーを知ろうとすれば罰せられるほどの厳重な数字です。
まとめ
このようにマイナンバーは厳重に利用される識別番号なので、例え自分の嫌いな数字だったとしても気にしないのが一番ですね。
それに、自分で選べない数字なんて世の中いくらでもあるわけです。
免許証の番号や診察券の番号、銀行の口座番号などなど。
うん。日本は平和です。
今日も知識欲は止まらない。
